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初めて舞台を観て思ったこと

もう昨日の話しになるが、この歳になって金を払って舞台というものを初めて観てきたので、所感でも綴っておこうかと。

若い頃からの地元の呑み仲間、地元といっても学校も違えば歳も違うが、大吾というやたら味わい深いヤツがいるんだけど、彼が舞台俳優として全国を行脚するようにまでなったのはいつの頃からだろうか。
一度観てみたいもんだなとは思ってのだが、たまたま行脚の途中に地元の多摩市民館大ホールで公演を行うというので鼻唄気分で観に行ってきた。
奇しくも前日免許更新の講習で前田耕陽@男闘呼組に感化を受け場所(参照)。
まぁ近いからいいんだけどさ。

大ホールとはいってもキャパは千に満たない程の箱だろうか。
頑張れ多摩区。
んでもって年齢層はわかりやすく二極化。
早くに来場したであろう、ロマンスグレーの団塊世代あたりの年配の方々が観やすい中央の前の方に席に並び、開演間際にバタバタと入場してくる私を含めた役者の友達とみられる団塊ジュニアあたりの若い層がその周りを取り囲んでいる。

kikyorai.jpg物語は "帰去来" という太平洋戦争を舞台としたものなんだけど、主演を張る大吾のあまりにも普段と違う真剣さというか迫力というかの演技に違和感があって、芝居に入っていくのに多少の時間を要したが、知らず知らずのうちにのめりこみ、2時間ちょっとの公演があっという間に過ぎ去った。

何しろ初めての舞台だっだもんで驚いたことはいくつかあったんだけど、私が最も驚いたのは、長台詞の中に散りばめられたその豊富な語彙。
佐賀県人の物語ということで、さらにそれを方言が包む為、集中して観て、かつ語彙が豊富で初めて作者が描こうとした人間像や人間関係を感じ取ること出来る。
集客数や視聴率を上げる為に万人向けにつくられた映画やドラマとは違い、ある意味観る者を選ぶ作品なのかなと感じた。

私はというと、多少難しい成句や聞き取りにくい方言でも、役者の本気で力の限り演じる姿に、こちらも本気で観てやろうじゃないのよと集中は終始途切らすことはなかった。
最近テレビを観ていると、エッセンスの部分やちょっと訛が入って聞き取りにくい部分なんかは、画面の下の方に更にテロップとして出す手法が多いように思えるんだけど、あれって一生懸命観ている人にとっては不要というかトゥーマッチなものじゃね、とか感じてたから、そういった意味で信用されているような気がしてすごく良かった。

が、語彙の方はというと、普段の生活では耳にしないであろう成句が次々テンポよく発せらる為、あれっその言葉どういう意味だったっけなぁと感じることが何度かあった。

舞台にも出てきた島崎藤村や文学界に名を残す方々の小説なども、語彙が豊富で同じように普段の生活では耳にしない成句がずらりと羅列されたりすることもしばしばなんだけれど、舞台は小説とは違って知らない語彙が出てきても辞書を引いている暇はない。
とどのつまり、前後関係や役者の表情などをヒントに自分なりの穴埋めを講じるしかないのだが、補完するには至っていないだろう。
それでも、私もそれなりに文章を読み、知らない言葉は調べる習慣がついてきたので、今回の舞台は昭和の話ということもあり、その部分においてはそれなりに理解することが出来たような気がする。
気がするだけかもしれないけど。
もしそういう習慣がなかったら、大まかな物語の流れしか把握出来ず、作者が描こうとした時代背景や登場人物の人間像、感情の機微、叙情などは読み取ることは出来なかったのではと思う。
大まかな物語の流れなら金を払わずに入り口で配られているチラシをさらっと読むだけで得られる。

しかしながらもしこれが江戸時代の物語だったり、専門的な話だったりしたならば、同じように理解することが出来たかというと疑問符が付く。
知らない語彙が度々出てくるようではモザイク処理された映画を観ているようなものだ。
ポルノとかそういう意味じゃなくてさっ。


終わってみてロマンスグレーの団塊世代あたりの年配の方々が多い理由がわかった気がした。
きっとそっち方面に精通しているリテラシーの高い方々なのだろう。
囲む私達ジュニアはどうだっただろうか。
台詞にあった "あまねく" という言葉の意味を何パーセントが人が知っていただろうか。


造詣が深いものを感じることが出来る豊かな人間になれるように、もっと語彙を増やそっ、とか思った。




071011_2323~0001.jpg
力漲る演技を終え酒場に今日も顔を出す大吾と私。
公演の何日か前に上半身裸のシーンがあるからといって電話で
「胸筋でかくするのどうやるの」
と聞いてきたことは二人だけの内緒です。









テーマ:舞台・ミュージカル - ジャンル:アイドル・芸能

  1. 2007/10/13(土) 01:47:01|
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