Golden Blog

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

もう一人の海外組

例年通り、昨年末ゆうじが帰ってきた。
彼が10番を背負う Offenburger FV (こちら) が戦うドイツ5部リーグは、この時期シーズンのインターバルを迎える。
彼は向こうで給料をもらってサッカーをしているプロ選手だ。
しかし本人は、謙虚なんだか自信ねんだかカネが少ねんだか知らないが、
「セミプロみたいな感じです」
と、中途半端なことをぬかしやがる。
「カネもらってんだからプロだろうが!」
と言っても、
「いやっ労働ビザおりてないし」
と、ホント中途半端なことをぬかしやがるから、
「ビザなんかその国が国益を守るために便宜上つくったもんだ!カネもらってんだからプロだろ!」
と言ってやった。
すると嬉しいんだか照れてんだかナメてんだか知らないが変な笑いをしやがった。

正直ちょっとキモいと思った。


人見知りが激しく、いつも同じ服を着て隙あらば携帯電話をピコピコしだすもんだから、私達は今回の帰国中に晴れて "アキバ系サッカー選手" の称号を与えた。

おめでとうございます。


で、クラシコ(こちら)では今年も彼にやられてしまったのだが、その後も私たちの草サッカーに、遠く川口から毎回欠かさずやって来た。
エンジョイの雰囲気の私たちの草サッカーでは、どこか痛いんだか手加減してんだかナメてんだか知らないが、所々でしか本気でプレイしない。

ある日、
「ちょっと話があるんですが今度の練習の時にでも」
と、サッカーの次に得意な携帯メールでピコピコ打ってきやがったから、私をゲイと勘違いして告白するのか、それとも金の相談かとドキドキしながら練習に行ったところ、
「僕が行ってる練習来ませんか!」
とぬかしやがる。
彼が日本に戻って来た時はそこの練習に参加しトレーニングをしているということは聞いていたが、私を認めているんだか期待しているんだかメシおごってもらえるからか知らないが、変な笑いをしながらぬかしやがる。

正直ちょっとキモいと思った。


んでもって私もアレだから気が付いたら平日の朝にもかかわらず練習が行われるグランドにいたのだが、周りを見渡すと、誰もが練習開始のかなり前の時間から集まってウォームアップを開始しており、体を温めながらオファーがどうとか代理人がどうとか話している。
聞いたら皆プロを目指している選手で、おまけに十代後半から二十代前半で占められている。
コーチも年配の私に対しこころなしか言葉遣いに戸惑っている様子でこちらも戸惑いが更に増す。

練習が始まるとゲームばかりのいつもの草サッカーとは異なり、基本練習に多くの時間を割く。
プロを目指している選手達が集まるチームでの練習は、さすがに彼も真剣にこなしていた。
当然皆うまいが、彼はその中でも卓越している。
卓越しているからかその中でも心なしか威張ってやがる。
アキバ系のくせに威張ってやがる。

正直ちょっとキモいと思った。


んでもって最後の練習は、その日に行った基本練習を意識してゲーム形式で行うのだが、簡単なミスは許されず、基本が全く出来ていない私はあからさまにチームメイトに嫌な顔をされたりどやされたりするわけだ。
で、初日の練習では偶然彼と同じチームになり、結果彼我のチームはグランド数往復ダッシュの罰ゲームを与えられたのだが、私や他の若い選手を大きく引き離してゴールする彼の背中を見て "やることやってるじゃねぇか" と頼もしく思った。


私も若い頃、カネのかかるモトクロスという競技ををしていたので痛いほどわかるのだが、大したサラリーをもらえないプロ、あるいはプロまであと少しというポジションは、ある意味一番大変だ。
大半の選手が練習や遠征のために時間の融通がきくアルバイトをしながらで、ある程度の年齢になれば周りから、 "もういい加減に・・・" といった圧力も加わる。
何度か練習に参加させてもらって選手の話を聞く度に、いつしかの自分とシンクロした。
一流になってしまったほうがよっぽど楽だろう。

彼も紛れもなく前出のポジションで戦っている選手である。
明後日ドイツへ戻るとのことだが、現在 Offenburger FV は昇格圏内にあり、昇格すれば待遇がだいぶ良くなるという。
そうすれば彼も今より良い待遇でもっと競技に集中出来るようになるだろう。

私もサッカーをする者の端くれとして、異国で挑戦を続ける彼を応援し、そして尊敬している。

ガンバレゆうじ!
超ガンバレ!








テーマ:サッカー - ジャンル:スポーツ

  1. 2007/02/10(土) 09:00:43|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<52-B | ホーム | アレ同士の壮絶な打ち合い リアル版>>

コメント

応援します。

プロで本気であれば、どんなステージも大変なものです。がんばってほしいですね。
オーナーさんも負けじと強いプロ根性でビジネスを頑張ってください。
  1. 2007/02/10(土) 19:40:07 |
  2. URL |
  3. カトキチ #aIcUnOeo
  4. [ 編集]

へええ

彼のサッカーに対する気持ちの強さを感じるね。5部で報酬を支払えるドイツのサッカー環境には驚くね。怪我せずに頑張ってもらいたいね!!

goldenclothでバックアップしたらイインジャナイ?
  1. 2007/02/13(火) 13:01:49 |
  2. URL |
  3. mityo #-
  4. [ 編集]

カトキチさん

いろいろ痛いみたいなんで、帰国の際にはベッカムテントに入れてあげて下さい。
  1. 2007/02/19(月) 17:19:53 |
  2. URL |
  3. かんざき #-
  4. [ 編集]

mityoさん

あっちの2部か3部でJリーグくらいのレベルだと聞きます。
Golden Clothのサポートを受けるには、もう少しアレじゃないと・・・
  1. 2007/02/21(水) 06:24:51 |
  2. URL |
  3. かんざき #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://goldencloth.blog57.fc2.com/tb.php/178-c61319fa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

おすすめ商品

プロフィール

Golden Cloth

Daiju Kanzaki
Power Level

過去の記事一覧

全タイトルを表示

最近の記事

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。